[高脂血症の予防と対策]では、高脂血症の症状とその治療についてや、高脂血症にサプリメントを効果的に使う方法、
生活習慣から自分でできる高脂血症度チェック方法、高脂血症のための簡単に出来る食事メニューについて解説しています。
高脂血症という言葉を、最近よく耳にするようになりました。高脂血症は糖尿病や肥満、高血圧と同じく、メタボリックシンドロームの原因になると言うことは知られていますが、メタボ検診が義務付けられたことで、これらの病気に対する認知度が高くなりました。
高脂血症は、血液中に余分な脂肪が異常にたくさん含まれている状態のことで、現在2000万人以上の人が高脂血症になっていると言われるくらい、現代人に多い病気です。
高脂血症になると、血管が詰まりやすくなり動脈硬化を引き起こす原因になり、生活習慣病を呼び寄せてしまうのです。
高脂血症は、食べ物の好き嫌いが多く偏った食生活で、運動もしないで肥満気味、おまけにアルコールの摂取量も多いという人がかかりやすい病気です。
血液中の脂質コレステロールと中性脂肪・リン脂質のうちのどれかが基準値を超える数値であれば、高脂血症という病名が付けられるのです。もし、このような食生活と生活習慣を送っている人は、高脂血症かあるいは高脂血症予備軍になっている可能性があります。高脂血症だけでなく、健康でいるためにはバランスの取れた食事と適度な運動、そして規則正しい生活を心がけておきましょう。
高脂血症と診断されたら、必ず治療を受けましょう。高脂血症を放っておくと、脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化などの病気の引き金になる可能性があるので、そうなる前に早めに治療を受ける必要があります。高脂血症の治療としては、まず食事や生活習慣を見直すことから始めます。高脂血症と言っても、高コレステロール血症と高中性脂肪血症によって治療の方法が違うので、自分勝手に判断せず、必ず医師や栄養士と相談しながら治療を行ないましょう。
高脂血症の治療で1番に始めるのが食事療法で、普段摂っている食事の糖質・脂質・エネルギーの制限を中心に始めていきます。次に大切な高脂血症の治療は運動療法で、適度な運動を毎日行なうことにより脂肪の代謝を高めエネルギーの消費量を促進させて、肥満を解消し予防していきます。
タバコやお酒、ストレスなども高脂血症の原因として上げられているので、出来るだけストレスを溜めないように心がけて、禁煙・禁酒をすることで高脂血症の症状を改善することが出来ます。
これらの食事療法や運動療法、生活習慣を見直しても高脂血症が改善されない時は、次の治療法として内服薬を使っていきます。内服薬を使っての治療は、コレステロール値や中性脂肪数値を安定させるためで、止めると数値が元に戻ってしまいます。必ず薬の治療は食事療法や運動療法、規則正しい生活と平行して続けていくことが大切です。
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高脂血症に効果があると言われている物は、色々あります。高脂血症の治療には、運動療法と食事療法の2つが中心になりますが、それと合わせて効果があるのは、サプリメントを摂ることです。
高脂血症に効果があるサプリメントは、キトサンや植物ステロールなどがありますが、その他に紅麹があります。
紅麹の実験データでは、1ヶ月〜3ヶ月程の服用で、総コレステロールが10〜20%の低下、善玉コレステロール値の上昇、悪玉コレステロール値の低下などの具体的な効果があることが判り、高脂血症の症状が改善されていると言う結果が出ています。
紅麹はコレステロールが合成することを抑える成分が含まれているので、高脂血症の治療の薬と同じ位のコレステロール低下作用があると言われています。紅麹は薬では無く食品になるので、高脂血症に効くサプリメントとしては副作用の報告は無いのですが、HMG−CoA還元酵素阻害薬を内服している方には、注意が必要になります。
サプリメント以外にも高脂血症には、大豆たんぱく質が取れる豆乳を飲むことも効果があります。高脂血症を改善するにはただ薬だけに頼るのでは無く、食事はゆっくり噛んで食べる事、料理は大皿から取るのではなく一人分だけを盛り付ける事、間食を止める事、なるべく歩くようにする事などを実践するだけでも、効果があるのです。
高脂血症を自分でチェックすることが出来ます。高脂血症は自覚症状が出にくいので、気付くことの難しい病気の一つです。高脂血症は、病院での血液検査で簡単に見つけることが出来るのですが、自覚症状が出にくいと病院へ行くきっかけが無いので、病院へ行く頃にはかなり症状が進んでしまっていた、と言うことが多いようです。
高脂血症は放っておくと心筋梗塞や動脈硬化などの恐ろしい病気の引き金になるので、そうならないために自分でチェックすることが大切です。
症状が出てから気付くのでは遅いので、日常の生活習慣を見直しチェックを行い、高脂血症がまだ軽い段階で気付くことが出来れば、血液中の総コレステロール値をコントロールすることで、早く改善することが出来ます。
チェックのポイントは、高脂血症になりやすい生活と自分の生活で当てはまることがあるかどうかをチェックします。油物を多く食べ過ぎていないか、肉類中心で魚や野菜をあまり食べていないか、甘い物をよく食べてお酒をよく飲んでいないかなどを見直してみることで、自分が高脂血症予備軍になっていないかを判断することが出来ます。
その他、体がだるい、アキレス腱が盛り上がっている、空腹時に冷や汗が出る、食べ過ぎてしまう、歩くより車での移動が多い、黒目の縁が白くなっているなど思い当たる症状がたくさんある場合は、高脂血症の危険度が高い恐れがあります。
高脂血症の人のための食事は、作るのが大変だと思いがちです。高脂血症に1番いい予防や治療の方法は食事療法で、特に野菜を多く摂る事と、肉類より魚類中心の食生活を心がけておくことが大切です。
しかし、高脂血症に食事療法が良い事は分っていますが、毎日の食事の事となると面倒なメニューでは、続けることが難しくなるでしょう。そこで、高脂血症の治療・予防に良くて、とても簡単に出来る料理のレシピを紹介します。
「トロロのオムレツ」(4人分)
卵4個、長いも200g、塩小1/2、コショウ少々、サラダ油小4、ケチャップ大4、付け合せの野菜にきゅうりやパセリなどを準備します。
作り方は、卵を割りほぐしその中にすりおろした長いもを入れ、塩コショウで味付けをして、普通のオムレツと同じ様に焼きます。高脂血症の人には卵は控える必要のある食品ですが、長いもをすりおろして入れることで卵の量が少なくても、ふんわりと柔らかいオムレツを作ることが出来ます。気になる1人分のカロリーは160キロカロリーと控えめになり、高脂血症の人に安心して食べてもらう事が出来ます。
高脂血症の人のために、簡単に出来る料理は基本的に、鶏肉を選ぶならモモ肉より胸肉やササミを使うことによって、カロリーを抑えて脂質を減らすことが出来ます。